2026年ARLISS成果報告
2026年9月のARLISSにUTATから2チームが参加。フライバックでゴールから47cm、5cmを記録し、歴代最高記録を更新しました。

2026年9月にUTATメンバー14名が渡米し、CanSatの大気圏内打ち上げ実験「ARLISS」に参加しました。ARLISSとは、学生が制作したCanSatをロケットで上空数kmまで打ち上げ分離したのち、パラシュートで着陸しCanSat固有のミッションを行う実験機会で、事前に設定されたゴールにどれだけ近づくことができるか、というコンペティション要素も含みます。

UTATチームはパラシュートで地面に着陸したあと、マルチコプター型のCanSatで飛行しながらゴールを目指す「フライバック」を行いました。地面を走って移動するローバー型と比べ、マルチコプター型は振動対策や防塵性能、軽量化など求められる要求が多く、難易度が高いものになっています。1999年から続くARLISSの歴史の中で、ランバックはこれまでに複数回ゴールまでの誘導は達成していますが、フライバックは2002年に45mを記録して以降、更新がありませんでした。

今年度はUTATから2チームが参加しました。そのうち1チームは3回の打ち上げで離陸することが叶いませんでしたが、もう1チームが2回の打ち上げで、それぞれ47cm, 5cmとゴール付近まで誘導することができ、2002年の記録を上回り歴代最高記録となりました。
大舞台で2回連続ミッションを完遂できたことは、実際の人工衛星の開発を目指す私たちにとって大きな自信となりました。今回の課題点を改善しつつ、引き続き技術力の向上に努めていきたいと思っています。
